【子どものSOS】学校のいざこざに正論はNG?娘たちの「話が噛み合わない」から学んだ、親が家庭で実践すべき正しい傾聴ステップ

ママのひとりごと

お友達関係が少しずつ複雑になっていく小学生の時期、学校から帰ってきた我が子の表情がどこか曇っていると、親としては心配になりますよね。我が家でも、小学5年生の長女と4年生の次女が、日々のちょっとしたトラブルやいざこざを家で打ち明けてくれることがよくあります。

子どもからネガティブな報告を受けたとき、私たちは親としてどのような初期対応をとるべきでしょうか。今回は、私が日々の子育ての中で深く反省し、学んだ「子どもの話を傾聴する際の、2つのNG対応と正しいステップ」について共有したいと思います。

夕方の忙しい時間帯、夕食の準備やタスクに追われていると、子どもの話をじっくり聞く時間が取れず、つい対応を急いでしまいがちです。そんな中で私がやってしまった最初の失敗は、「大人の基準でジャッジし、感情を否定してしまうこと」でした。

泣いている娘に対して、悪気なく「そんなことで泣かなくていいやん」と言ってしまったのです。 確かに、人生経験を積んだ大人の視点から見れば、それは「そんなこと」かもしれません。しかし、10歳前後の子どもにとって、教室やお友達同士のコミュニティは世界のすべてです。くだらないと思えることでも、本人にとっては涙が溢れるほど傷つき、憤っている大事件なのです。

このとき娘から「ママだってしょうもないことで泣くことあるやん!なんで泣くのがあかんの?!」と言い返され、ハッとしました。感情を否定された子どもは、「ママは私の気持ちを分かってくれない」と、心を閉ざしてしまいます。

そして、多くの親が陥りやすい2つ目のトラップが、「早すぎるポジティブ・シンキングの押し売り」です。

お友達に悪口を言われたと落ち込む娘に対し、「全員に好かれるなんて無理なんだから、気にしなくて大丈夫!」と言ってしまいました。これも我が家では失敗に終わりました。悩んでいる子どもがまず求めているのは、正しいアドバイス(解決策)ではなく、「傷ついた自分の心に寄り添ってほしい」という共感だからです。心の準備ができていない段階での正論は、子どもとの会話のキャッチボールを終わらせてしまいます。

子どもの話を聞くときは、どれだけ忙しくても以下のステップを意識することが大切だと痛感しています。

  1. まずは丸ごと受け止め、感情を吐き出させる(「そうだったんだね」「それは悔しかったね」)
  2. 本人がすっきりするまで質問を重ねて寄り添う(「どんな風に言われたの?」)
  3. お腹の中の感情がすべて出切った後に、初めて大人のアドバイスを優しく添える

親自身も日々忙しく、時間に追われています。できることなら最短ルートで話を終わらせたくなるのが本音です。しかし、子どもたちが「ママに聞いてほしい!」と家庭に持ち帰ってくるSOSのサインを、まずは一度そのまま受け止めること。その丁寧な時間の積み重ねこそが、子どもの自己肯定感や、家庭への絶対的な安心感を作っていくのだと改めて感じています。

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