小学5年生の反抗期。親の先回りは「過干渉」?
塾の宿題に、日々の家庭学習。 子どもだって人間だから、そりゃあ「やりたくないとき」だってありますよね。
でも、だからといって「じゃあ、やらなくていいよ」と引き下がるわけにはいかない。やりたくないからやらない、という大人になってほしくないから。 どんなことにだって、自分が決めた目標に対して、コツコツと努力を積み上げられる人になってほしい。それが、母である私の切なる願いです。
だけど……ついつい、子どもの行動に対して「先回り」して見てしまうんですよね。 効率とか、合理性とかを考えて、 「こうやればいいのに」 「こうやっといた方が、後が楽だよ」 って、ついつい口出ししてしまう。
でも最近、ハッと気づいたんです。 それって、子ども本人が「自分で痛い目を見て気づかないと、何の意味もないんだ」って。 そのためには、親が先回りして守るのをやめて、子どもにちゃんと「失敗」をさせることが何より大切なんだ、と。
巷でよく聞く「放ったらかし子育て」って、きっとそういう意味なんだろうなと思います。 というわけで、今の私は「口出しをしない、放ったらかし子育て」の絶賛練習中です。
「放ったらかし子育て」のすさまじい忍耐
あえて、子どもに失敗をさせる。
例えば、朝。 子どもが自分で目覚ましをかけたのに、起きない。私が「起きなさい」と声をかけても、やっぱり起きない。 そんなときは、もうそれ以上言わずに……放っておく。
塾の宿題の計画。 子どもが立てた計画が甘すぎて、どう見ても来週までに終わらない。 そんなときも、あえて口を出さずに……放っておく。
学校から帰ってきてからの行動。 ダラダラして宿題を始めるのが遅い。それにつられてお風呂も、ご飯も、夜の学習も全部後ろ倒し。結果として、夜は眠くて勉強がまったくはかどらない。 そんなときも、グッと堪えて……放っておく。
そして、失敗して困っている子どもに対して、絶対に言ってはいけない禁句があります。
「だから、ママが早くしなさいって言ったやん!」
言葉ではなく「行動」で伝える私の試練
これを言わないことが、一体どれだけの忍耐を要することか……! 「言わないこと」「放っておくこと」は、親の愛情であり、すさまじい忍耐の塊なんだと、今、改めて身に染みて実感しています。
口を出す代わりに、今の私にできること。 それは、眠そうに机に向かっている背中を見つけたら、黙って冷たい麦茶を差し出すこと。 凝り固まった肩を、優しくストレッチしてあげること。 言葉ではなく、行動だけで「頑張れ!」って伝えること。
これが、今の私の大きな試練です。 子どもには子どもの壁があるように、親には親の壁がある。
巷で言われる「放ったらかし子育て」って、決して育児放棄でも楽をしているわけでもなくて、むしろ、口を出したくなるのを死ぬ気で堪える、親の「すさまじい忍耐」の別名なんだと、日々自分と戦いながら実感しています。
先回りして失敗を奪うのをやめて、子ども自身が「あ、やばい!」と自分で気づいて起き上がる力を信じること。
今日も口から出かかった言葉をごくりと飲み込んで。 頑張る背中に、そっと冷たい麦茶を用意できるような、温かい「見守り役」でありたいなと思います。

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